補助犬:法完全施行7年目 街の風景にしたい 入店拒否などの苦情増 /静岡
◇普及県なのに追いつかぬ理解
盲導犬などの補助犬と障害を持つ人が、どんな施設にも一緒に入れるように「身体障害者補助犬法」が完全施行されて今年で7年目を迎える。しかし、県内では「入店を拒否された」などの苦情や相談の件数が増えている。「年に数件」という他県とは対照的だ。背景には、静岡が全国有数の補助犬の「普及県」なのに、理解が追いついていない「ギャップ」があるようだ。
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◇普及県なのに追いつかぬ理解
盲導犬などの補助犬と障害を持つ人が、どんな施設にも一緒に入れるように「身体障害者補助犬法」が完全施行されて今年で7年目を迎える。しかし、県内では「入店を拒否された」などの苦情や相談の件数が増えている。「年に数件」という他県とは対照的だ。背景には、静岡が全国有数の補助犬の「普及県」なのに、理解が追いついていない「ギャップ」があるようだ。
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体が不自由な人の手足となり、日々の暮らしを支える介助犬。その助けを待つ人は多いが、国内では50頭とまだまだ少ない。こうした中、日本介助犬協会(本部・東京)は今年5月、全国初の専門訓練施設「介助犬総合訓練センター」(愛称シンシアの丘)を愛知県長久手町に開設した。育成を担う人、待つ人たちを訪ねた。
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介助犬同伴で職員採用試験を受験しようとした車椅子の女性(26)の申し出を兵庫県が拒否した問題で、同県は6日、女性に謝罪するとともに、今後は同伴を受け入れるとの考えを伝えた。介助犬に関する新たなマニュアルを作成し、職員への周知徹底を図る方針も明らかにした。
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兵庫県が先月、身体障害者向けに職員採用試験を実施した際、女性受験者の「介助犬同伴で受験したい」との申し出を拒否していたことが分かった。女性はやむを得ず犬を家族に預けたが、「介助犬と使用者は一体。不安でしかたがなかった」と訴えている。公共施設への介助犬同伴受け入れは「身体障害者補助犬法」(02年施行)で義務づけられており、同法を所管する厚生労働省も「法的に不適切な措置で、残念な行為」と指摘している。
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盲導犬候補の子犬を育てるパピーウオーカーの修了式が10日、仙台市青葉区の日本盲導犬協会仙台訓練センターであり、10カ月間にわたり子犬を育ててきた県内の8家族が、巣立つ犬たちに別れを告げた。
8匹は初めて県内で繁殖された候補犬で、今後は「宮城生まれ、宮城育ち」の盲導犬第一号を目指し、10カ月間の厳しい訓練に臨む。
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岩永さんは、脳性まひで言葉や手足が不自由となり、車いす生活を送っている。ベッドで起き上がったり、車いすに移動したりするのが難しいため、介助犬との生活を決断。同県志摩町の元盲導犬訓練士、桜井昭生さん(52)、恭子さん(45)夫妻にボランティアで指導を受けながら、5月の認定審査のためノーブル(雄、2歳)と訓練中だ。
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◇ユーザー苦悩
県障害者福祉課に2月下旬、盲導犬ユーザーの視覚障害者から「飲食店やホテルの入店・宿泊を拒否された」という相談・要望が相次いでいたことがわかった。身体障害者補助犬法は、公共交通機関やホテル、スーパーなど不特定多数が出入りする場所での補助犬同伴の受け入れを義務づけており、同課は「まだ法律が十分に認知されておらず、啓発に努めたい」としている。
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都道府県に補助犬の相談窓口を置くことや大規模事業所に補助犬受け入れを義務付ける「身体障害者補助犬法」改正案が28日、参院本会議で全会一致で可決され、成立した。【出典:毎日新聞】
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