福祉ナビ:教育現場で広がる視覚障害者用のペンとは。
◆教育現場で広がる視覚障害者用のペンとは。
◇蝋で描き、触れて確認
◇盲学校が依頼、町工場が開発 線の太さ調節、描き直しも自在「目が見えない生徒も絵を描く楽しさを味わえる絵筆を作ってもらえませんか」
香川県立盲学校の美術教諭、栗田晃宜(あきよし)さん(52)は04年、全国の町工場約10社にこんなメールを送った。
当時、栗田さんが授業で使っていたのは「レーズライター」と呼ばれる視覚障害者向けの筆記用具。薄いゴムを張ったA4サイズのプラスチック板に特殊なセロハン紙を敷き、その上からボールペンで絵などを描くと、描いた部分が凸状に盛り上がり、視覚障害者は描いた線を指でなぞって確認できる。でも栗田さんは「失敗しても消せないうえ、専用のセロハンが必要。A4以上の大きな絵や太い線も描けない」と不満を感じていた。
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