介護者割引訴訟:差し戻し審 埼玉・志木市に賠償命令??さいたま地裁
身体障害者の長女を介護する男性=横浜市青葉区=が、介護者も鉄道・バス運賃が半額になる制度の説明を受けなかったため余計な運賃を支払ったとして、当時住んでいた埼玉県志木市に約1万円の賠償を求めた訴訟の差し戻し控訴審で、さいたま地裁は25日、市に1万316円の支払いを命じた。遠山広直裁判長は「市は男性に制度の十分な説明をしておらず、情報提供義務を果たしていなかった」と指摘した。
訴えでは男性は06年1月、市役所で長女の身体障害者手帳を受け取った際に運賃半額の説明を受けたが、介護者も同じ扱いになる説明は受けなかった。JR職員に教えられ、同11月までの間、山形県や福島県に同行した際の鉄道料金について、割引価格との差額分の支払いを求めていた。
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