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自立の呪縛?ホームレス支援の社会学

自立の呪縛―ホームレス支援の社会学

著者/訳者:渡辺 芳

出版社:新泉社( 2010-02-26 )

定価:¥ 3,990

Amazon価格:¥ 3,990

単行本 ( 413 ページ )

ISBN-10 : 4787710028

ISBN-13 : 9784787710024


ホームレスの増加と可視化が日本の社会問題となり、行政による就労自立施策が進められるなかで、問題解決の担い手であり、問題の定義者であると考えられる「ホームレス当事者」「ボランティア」「地域住民」の三者に関する検討を通して、ホームレスをめぐる支援関係を社会学的に考察する。

《ここがポイント!!》支援のあり方を再考されています【おすすめ度】★★★★☆

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<無料低額宿泊所>入所者増に市原市悲鳴、保護費に業者続々

隣接自治体より生活保護給付額が高い千葉県市原市で無料低額宿泊所が増え、市外から路上生活者が流入し続けている。市の調査だと生活保護が必要な路上生活者は市内で20人ほど。ところが現在は約15倍に当たる308人の宿泊所入所者が、市から生活保護費を受け取る。市の支給総額は保護費全体の1割近い約4億5000万円。宿泊所が「貧困ビジネス」化するのを防ごうと、担当者は入所者に保護費を手渡しているが「これ以上増えれば手が回らない」と悲鳴を上げる。

 無料低額宿泊所は法律で福祉事業と位置付けられ、生活困窮者に居室を提供、自立を支援するのが本来の目的だ。しかし経営者が入所者に無断で口座を開き、振り込まれる保護費から高額を天引きするなどの「貧困ビジネス」が社会問題化している。
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路上生活者:34%に知的障害の疑い 東京・池袋で調査

東京・池袋で臨床心理士らが実施した調査で、路上生活者の34%が知能指数(IQ)70未満だったことが分かった。調査グループによると、70未満は知的機能障害の疑いがあるとされるレベル。路上生活者への別の調査では、約6割がうつ病など精神疾患を抱えている疑いも判明している。調査グループは「どうしたらいいのか分からないまま路上生活を続けている人が大勢いるはず。障害者福祉の観点からの支援が求められる」と訴えている。
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20〜30代ホームレス急増 大阪は施設入所者の3割超

大阪、東京などにあるホームレスのための自立支援センターで、20〜30代の入所者の割合が急増している。大阪は全体の3分の1に達し、東京も4分の1近くが若年層となっている。リーマン・ショック前後の雇用情勢の悪化が、若年ホームレスを生み出していることをうかがわせる。

 市内5カ所に自立支援センターがある大阪市。支援の中身を検討するため、いったん希望者全員が入る自立支援センター「舞洲(まいしま)1」の年代別データによると、30代以下の割合は2006年度15.0%、07年度18.9%だった。これが09年度4〜12月の入所者500人では、33.2%と急上昇した。平均年齢も50.5歳から44.4歳に6.1歳下がった。市のホームレス自立支援担当者は「昨年1月ごろから新たにホームレスになる若年層の入所が目立つ。景気の急激な落ち込みが影響していると思う」と話す。
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「年越し支援」費用は8億円弱 35自治体、食費など

国の緊急雇用対策の一環として各自治体が実施した、失業者らへの「年越し支援」の費用総額が、概算で8億円弱にのぼることが10日わかった。このうち東京都が実施した「官製派遣村」の費用は約1億8千万円。事業にかかった費用は国の補助金でまかなわれる見込みだ。

 厚生労働省によると、生活相談など年末年始に何らかの失業者対策を実施したのは194自治体。このうち宿泊施設を用意するなどした35自治体が10日までに、国に対して計約7億6千万円の補助金の交付を申請した。国は内容を精査した上で今月中旬までに交付決定をする方針。
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<公設派遣村>退所後に住まい確保、502人

年末年始に国と東京都が開設した「公設派遣村」について都は5日、入所者860人の退所後の状況などを発表した。行政支援につながって住まいを確保したのは502人で、内訳は生活保護が482人、住宅手当が10人、介護資格取得支援など都の独自事業が10人だった。残る358人について都は「把握していないが、就労した人、友人宅や路上に戻った人もいるだろう」としている。

 年齢構成は40代が30.1%、50代が27.7%で30代も21.2%。入所前の住まいは、ネットカフェやサウナ、ファストフード店などが47.3%で、路上は30.6%だった。住居喪失時期は、09年7〜12月が39.9%で最も多く、09年より前も27.2%に上った。
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生活保護費の負担 都が国に緊急要望 公設派遣村

1月18日に閉鎖した「公設派遣村」をめぐり、都は5日、国に緊急要望書を提出した。要望書では、都外からの流入者の増加などで市区町村の生活保護費負担が増えた実態を受け、居住地不定者の生活保護費については全額国負担とすることなどを求めている。

 都は併せて、入所者に対する生活実態調査(自己申告)のまとめを公表した。調査では、質問項目によって、それぞれ約15〜20%の人が回答を拒否している。
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路上生活者支援:松戸で市民団体の職員や看護師ら、生活保護申請を手助け /千葉

◇「何でも相談してね」 行政窓口との間つなぐ役割目指す
 「住む家がない人も人間らしく暮らせるように」と松戸市の市民団体「まつど われもこうの会」=大塚美昭代表(50)=が路上生活者の生活保護申請を手助けする活動を続けている。不景気のうえ彼らにとって寒さが最も厳しい季節。命にもかかわるが、行政窓口に一人で支援を求めても断られるケースも多いといい、同会は間をつなぐ役割を目指している。
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派遣村:閉所 利用者の自立への道本格化へ 東京

失業者の年末年始を支援する国と東京都の公設派遣村が18日閉所した。生活保護を受給してアパートなどに入居した利用者らを除く264人が、都の日雇い労働者向け宿泊施設「なぎさ寮」(大田区)から送迎バスに乗り込み、それぞれの行き先に向かった。

 公設派遣村は昨年12月28日に渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターで開所。今月5日からなぎさ寮で支援が継続された。都によると、17日までに登録者562人のうち419人に対し、生活保護や住宅手当など区市の支援が決定。ほかにハローワークの就職安定資金融資を受けた人が1人、就職による自主退寮が15人、帰郷や理由不明の自主退寮が13人、寮内での飲酒による強制退寮が2人、死亡が1人。111人が所在不明になっている。18日までなぎさ寮に残った利用者はバスで近くの駅まで送られ、入居するアパートや住居が決まるまでの一時滞在場所として区市が準備したカプセルホテルへ向かった。
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<無料低額宿泊所>厚労省、運営費助成へ 優良施設を選別

入所者の金銭管理や処遇などでトラブルが相次いでいる「無料低額宿泊所」の問題で厚生労働省は、入所者に自立・就労支援をするなどの優良な施設に対し、10年度から運営費の助成に乗り出す。入所者支援を重視する優良施設と、支援をせずに生活保護費をピンハネするような「貧困ビジネス」型施設を選別していく。

 運営費の助成は1施設当たり、入所者の自立支援をする職員2人程度の人件費などで、10年度は100カ所程度を対象とする考え。予算額は5億〜10億円程度になるとみられる。
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