ネコのあくび:理容店
髪を切るのが苦手な自閉症の子どもは多い。うちの息子君もその一人。小さなころからいろんな理容店を試してみたがうまくいかない。小学3年のころ、天才的な?理容師のおじさんと出会って、なんとかできるようになった。手間はかかるが、割増料金を取るわけでもない。せめて行列ができる理容店にしたくて、障害児の親たちによくおじさんの話をしている。
と、それを聞いたお母さんの一人がある親の会の会報を見せてくれた。障害児と理容店のことについて書かれていた。やっぱりみんな苦労しているのだ。
医者・歯医者・耳あか取り・理容店が死ぬほど嫌いなH君。小学生のころ、ある理容店に行った。「床屋さん嫌い!」と言うH君。お母さんが手をつなぎ、店員さんが頭を押さえて手早く散髪してくれた。22歳になった今も歯医者は大嫌いだが、耳あか取りは自分から要求するほどに。理容店ではお母さんがコーヒーを飲んでくつろいでいられることもあるようになった。I君もあちこちの理容店を試しては挫折していた。H君の話を聞いたお母さん、その理容店にI君を連れていった。嫌がって床に座り込んだI君だったが、理容師さんはその姿勢のままI君の髪を切ってくれたという。少しでもリラックスできるようにとテレビや有線放送を流しては試してくれる。だんだんI君も慣れてきた。今では夕方の幼児番組の放送に合わせて行くようになったとか。
お母さんが「迷惑をかけてすみません」と謝ると、「大丈夫よ」と答えてくれるそうだ。【出典:毎日新聞】
反射でひげそりが苦手だから、よく解る
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