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介護制度のすき間カバー ボランティアナースの会発足

結婚などで医療、介護の現場を離れた看護師やヘルパーが在宅介護を支援する訪問ボランティアナースの会「キャンナス」(神奈川県藤沢市)の支部が4月、青森県八戸市に発足した。キャンナスの支部は全国30カ所目で、東北では初めて。

 キャンナスは1997年、元看護師の菅原由美さんが設立した。結婚や子育てで離職した看護師らが経験を生かし、介護保険制度では対応できないケースもある食事や入浴の介助、在宅介護、看護の支援を続けている。

 「キャンナス八戸」は市内で介護支援事業所を運営する中里藤枝さん(49)が開設した。中里さんは市内の病院などで約25年間、看護師として勤務し、ケアマネジャーの資格も取得。要介護認定申請者の認定調査なども手掛けてきた。

 介護の現場に触れ、「介護保険は国の制度である以上、その枠組みから漏れる人が出てくる」と実感していた中里さんは昨年11月、東京であったシンポジウムで菅原さんと会い、キャンナスの取り組みに賛同。「介護保険では手の届かない人たちを支援したい」と支部を発足させた。

 活動は有償ボランティアで、在宅介護が必要な高齢者や障害者、その家族のため、短時間介護や家事の手伝い、旅行や買い物などの付き添いを行う。支援内容は本人や家族、担当の介護ヘルパーらと相談して決める。

 費用は運営費や保険料などに充てる登録料が1000円で、利用する際は支援内容に応じて1時間600?1000円を支払う。
 中里さんは「介護の負担を軽減できるよう支援するのが趣旨。サポートしてほしいことがあったら、気軽に相談してほしい」と話している。

 現在、看護師とヘルパーなどの資格を持つ6人が参加予定だが、スタッフが十分ではないため参加者を募集している。【出典:河北新報】

潜在的なマンパワーをどう活かしていくか。大きな課題だと思う

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