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ネット古書店:精神障害者の雇用を目的に 「浩仁堂」が奮闘−−武蔵野 /東京

◇黒字まであと一歩−−「高く買います」
 精神障害者の雇用を目的にするネット古書店「浩仁堂(こうじんどう)」(武蔵野市境1)が奮闘している。小金井市の社会福祉士、直志浩仁(なおしひろひと)さん(43)が昨夏から始めた。商品の古本集めは直志さん。3人のスタッフがインターネットの新古書サイト「アマゾン」に登録する作業も板に付いてきた。半年で在庫は7000冊に増え、黒字まであと一歩のところまで来たという。

 きっかけは、直志さんが市内の精神障害者施設で働きながら続けていた副業。古物商許可証を取り、仕入れた古本を「アマゾン」に出品、売れたら発送する仕事だ。職場で「授産施設の仕事にどうか」と提案したが、受け入れられなかった。自分で細々と続け、3年ほどで売り上げが月額約30万円に伸びた。
 精神障害者の雇用は進まないが、実際に働ける人は多い。そんな現実もあり、「自分で会社を作り、雇用した方が早い」と起業を思いついた。
 昨年6月に施設を退職。8月から武蔵野市で小さなアパートを借りた。元の職場から3人の精神障害者が週3日派遣され、企業内授産のスタイルで働く。
 黒字を達成できれば、今年度中に株式会社化し、3人を雇用する予定だ。直志さんは「アルバイトから正社員へという形でステップアップしてもらいたい」と期待する。
 1Kの事務所は本の在庫であふれ、明るい雰囲気だ。男性(45)は「パソコン入力する本がたくさんあるとファイトがわく。ぜひ社員になりたい」。女性(32)も「面白そうな本と触れ合えて楽しい」と笑顔で話した。
 直志さんは福祉施設や新古書店を回り、古本を仕入れているが、「雇用のためには1万冊以上の在庫が必要。読み終えた本やCD、DVDを提供してほしい。【出典:毎日新聞】

がんばってほしいと思う

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