県:4月から新事業「子育て応援エンゼルネット」立ち上げ /石川
◇支えてほしい人、支えたい人「エンゼル券」でつなぐ
県は4月、子育てを支えてほしい人と支えたい人をつなぐ新事業「子育て応援エンゼルネット」を立ち上げる。支援の対価に疑似通貨「エンゼル券」を流通させるのが特徴。ヒントは地域通貨で、子育てに絞った取り組みは全国的にも珍しいという。県は「地域の潜在力を最大限に引き出したい」と、財政負担を抑える観点からも地域の力を掘り起こしたい考えだ。関連経費は新年度予算に盛り込む。
◇「地域の潜在力に期待」??育児の密室化、回避も導入の背景には、核家族化や人間関係の断絶などで育児が“密室化”している現状がある。支援のチャンネルがなければ「虐待にもつながりかねない」(県子ども政策課)との危ぐがある。一方、大量退職時代を迎えた団塊世代など「支えたい」人は地域に多い。これをマッチングする狙い。
事業は「いしかわ子育て支援財団」(金沢市)が行う。財団は支える側の地域住民らと、子育て家庭を登録。家庭側は▽幼稚園の送迎▽絵本の読み聞かせ▽おもちゃの修理??などのニーズを伝え、地域ごとに設ける推進母体などがコーディネートする。支援を受けた場合、家庭側は財団から配布された「エンゼル券」を時間単位などで渡す。
支援側には、放課後児童クラブで勉強を見た場合なども券が支払われる。券がたまれば財団で記念品に交換。将来的には、券を地域の商店で品物に換えるなど通貨的な流通も目指す。4月までに能登▽金沢▽加賀の小学校区各1カ所でモデル地域を選定。成功すれば全県に広げる方針だ。【出典:毎日新聞】
同様な取り組みとして割引制度を設けている自治体もあるが、地域通貨や保育などにも広げ、人のネットワークづくりに力を入れたところは新しい
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