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車いす無料レンタル、乗り捨てOK 神戸市とNPO、観光ネットワーク

■お年寄りらに自由な旅を 今年度中に試験運用

 障害者や高齢者にも気軽に神戸観光を楽しんでもらおうと、神戸市と地元NPO法人が連携して、観光用車いすのレンタルシステムの準備を進めている。無償で、レンタカーの乗り捨てのように自由な場所に返却できるのが特徴で、今年度中の試験運用開始が目標。観光庁によると、観光目的での大規模な車いすのレンタルシステムは「把握している限りでは、全国初」といい、バリアフリー化による観光客誘致の取り組みとしても、注目を浴びそうだ。

 体の不自由な人や高齢者が自由に旅を楽しめるユニバーサルツーリズム(福祉旅行)は、JTBがヘルパーら福祉関連の有資格者を同行させるツアーを企画したり、昨年4月には「駿台トラベル&ホテル専門学校」(東京)が環境・福祉旅行学科を新設するなど、旅行業界でも高齢化社会を見据えた新たな流れとして、定着しつつある。

 今回、神戸市と連携してレンタルシステムの準備を進めているのは神戸市長田区のNPO法人「ウィズアス」。福祉旅行の支援活動を行っている同NPOには、毎月3、4件は「車いすを1日だけ貸してほしい」との要望がある。

 依頼者は急に体調が崩れたり、長時間歩く体力がない高齢者が中心だが、福祉用具である車いすは、介護保険適用を前提とした長期貸し出しが主で費用もかかり、観光目的の短期貸し出しはあっても観光施設が施設内使用に限っている場合がほとんど。探し回っても急な要望に応えることは難しいのが現状だった。

 このため、同NPOが今年5月、神戸市観光交流課に観光用車いすのレンタルネットワーク構想を持ちかけたところ、観光都市を目指す市も快諾。市が車いす約70台を用意し、今年度中にも試験運用を開始することになった。

 電車や空港などの主要交通機関や市内の観光スポットなどに、無料で借りられる車いすを配置。好きな場所で借りて市内をまわり、好きな場所で返すことができるようにする。車いすをわざわざ自宅から持ち運ぶわずらわしさがなくなり、レンタカーやレンタサイクルのように、交通手段に縛られることなく自由に観光できる。

 実施にあたっては、盗難の心配や、車いすの使用中に事故が起きた場合の責任や保証問題などが課題として残るが、市担当者は「これから高齢者社会となる。システム導入は大きな神戸の魅力となる」と期待を寄せている。

 将来的には、障害者自身でシステムを運営する予定。鞍本長利・同NPO代表(58)は「車いすのホイールに広告を入れるなどして収入を確保し、障害者の就労支援につなげたい。サービスを受けるだけから、提供する側にまわれれば」と話す。

 小野鎮・駿台トラベル&ホテル専門学校講師は「非常に画期的なこと」と評価したうえで、「全国の観光都市にこの取り組みが広がれば、障害者や高齢者の旅の選択肢が大幅に広がる。色々なサイズの車いすを用意するなど、使い勝手を確保してほしい」と話している。【出典:産経新聞】

確かにおもしろいと思うが、身体に合っていない車いすだと、余計に疲れてしまうのではないか。他にも、介助者の問題もある

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