キョウの裁判員:制度の検証/20 障害者にはどんな配慮があるの? /京都
◇選任や公判の進め方研究 手話通訳、施設改修、職員介助など
裁判員制度では身体に障害のある人も裁判員に選ばれる対象になる。京都地裁でもそうした場合に備え、さまざまな障害に配慮した選任手続きや公判の進め方について研究し施設面でもスロープを設置するなどの準備を進めている。
9月末に開いた模擬裁判の裁判員選任手続きには、聴覚障害のある男性に手話通訳付で参加してもらった。職員から事件概要の説明を受け、裁判官との面接も体験。男性や通訳者からは「法律用語を理解するのが難しかった」「(裁判員と裁判官9人による)評議では誰の意見を手話しているのか、分かりにくいかもしれない」という指摘があった。地裁は「法廷、評議室、質問手続室での通訳の人数や配置場所、法律用語の説明について配慮が必要なことが検証できた」としている。
これまでも、聴覚障害者や外国語を話す刑事被告の公判のために、手話や外国語の通訳には事前に刑事手続きや法律用語を説明して、通訳の「質」を維持してきた。今後、通訳には裁判員裁判の仕組みについても説明する方針だ。
また、視覚障害者への配慮では、地裁は選任手続き、公判ともに「耳で聞いて分かりやすい説明」を目指す。また裁判所内の移動には職員が補助をするという。
ほか、施設面では、地裁は既に、玄関スロープや点字ブロック、対応トイレやエレベーターを設置している。改修で用意した裁判員裁判用法廷にも出入り口にスロープを設けた。裁判員と裁判官が着席する法卓は、車いすのままでもいい高さを確保したという。【出典:毎日新聞】
他の障害の場合、どうなるのだろう。自分では判断の難しい障害を持つ人もいる。この場合は辞退できるのだろうか
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