児童養護施設:入所児の1割が「ケア不適」…厚労省初調査
家庭で暮らせない子供たちが生活する児童養護施設などのケアの実態について厚生労働省は30日、初の全国調査結果をまとめた。児童養護施設では入所児の2割に発達障害・行動障害やその疑いがあった。入所児の1割は「この施設でのケアは適さない」と答えるなど、対応が追いつかない現状が浮かんだ。
対象は児童養護施設559カ所・約3万人のほか、乳児院、児童自立支援施設など計1040施設で、平均回答率87.21%。
家庭で虐待を受けた子供は▽児童養護施設59.2%▽乳児院34.6%▽児童自立支援施設63.5%。発達障害や行動障害と診断されたり疑いがある子供は▽児童養護施設20.0%▽乳児院13.3%▽児童自立支援施設39.6%??にのぼった。
児童養護施設が「この施設でのケアが適していない」とみる入所児は9.7%だった。厚労省によると施設からのこうした回答は異例で、満杯状態でケアの難しい子供が増えたとされる施設の苦境の一端を反映した。
調査は、同省が被虐待児らの受け皿を整備するため、児童福祉法改正案の国会再提出に合わせ実施した。【出典:毎日新聞】
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