9 月 28 2008
ネコのあくび:政治と障害者
あなどってはいけない。知的障害があっても論客と呼びたくなる人がいる。
「肌と肌のふれあいが足りないよね。政治家は雰囲気がかたいし、選挙の時に握手するだけじゃどんな人かわからない」。街の中にあるグループホームで暮らしている米田光晴さんは言った。35年間、世間から隔離された入所施設にいた人である。
「選挙の時に言ったことが現実にできているのかというとできていない。だから誰が議員になっても変わらないかな」。グループホームから出て今は一人暮らしをしている諸石貴之さんは言う。やってほしいことがあれば政治家に話しに行けばいい? 「自分たちから議員さんのところに行くことは障害のある人にはやっぱり難しいし、苦手なんだよね。インターネットを使える人も少ないし」市会議員と知的障害者の討論会が、9月22日に神奈川県平塚市でたくさんの聴衆を前に行われた。どこか北野武に風貌(ふうぼう)が似ている米田さんはスーツにネクタイ姿。自民党総裁選の5人の隣にいても似合いそうだ。知的障害の3人は鋭い突っ込みあり、ボケありで会場を盛り上げた。受けて立ったのは平塚市議の江口友子さん。当選2回の若い議員だ。街頭演説する時のタスキを持参し、政治を身近に感じてもらおうと奮戦した。
自らの力だけでは自分の生活を守っていくことが難しいからこそ政治の力が必要なのに、政治とは最も疎遠なのが知的障害者なのである。江口さん、学生時代に毎日新聞で大学生向けのページを作るメンバーだったとか。頼みますよ【出典:毎日新聞】
政治をしている人たちは、どう思ったのだろう
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