9 月 25 2008
高齢者虐待:07年度の相談・通報、816件で前年度比97件増−−県発表 /兵庫
◇心理的虐待、77件増え227件
県は07年度の高齢者虐待の相談・通報件数を発表した。家庭での相談・通報件数は816件で、前年度に比べて97件増えた。うち虐待を受けたり、虐待を受けたと思われる件数は前年度比27件減の602件だったものの、心理的虐待と認められた件数は、前年度比77件増の227件に上った。
県高齢社会課によると、06年4月の高齢者虐待防止法の施行に伴い、07年度に市町に寄せられた相談・通報件数をまとめた。
虐待されたと認められた高齢者のうち、8割が女性で、虐待の内訳は身体的虐待が412件▽心理的虐待が227件▽介護・世話の放棄・放任(ネグレクト)が123件——と続いた。身体的虐待は前年度比22件減、ネグレクトは同58件減だったが、全体に占める心理的虐待の割合は23・8%から37・7%に目立って増えた。また、虐待をしたのは前年度に続き、息子(253件)が最多で、夫(120件)▽娘(100件)▽息子の配偶者(50件)——の順だった。
一方、介護施設での虐待の相談・通報件数は12件で、うち2件が虐待と認められた。虐待はいずれも特別養護老人ホームで、介護職員が女性に暴力を振るったという。女性は要介護度3の80歳代後半と、要介護度4の90歳代前半で、既に担当市町が施設への指導などをしたという。
家庭内では子育てと異なり、介護に先が見えないためストレスを抱え込む場合が多く、特に男性は家事や介護に慣れていないことから、負担を感じる場合が多いという。
県高齢社会課の西口久代課長補佐は「家族の介護で悩んだり、近所で虐待があると感じた場合は、早めに市町の地域包括支援センターに相談してほしい」と話している。【出典:毎日新聞】
虐待への対応。もっと福祉が身近になれば。。。
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