9 月 15 2008
高齢者虐待:市町村認定件数が増加 介護ストレスが背景か /福島
県内の高齢者が家族ら養護者から虐待を受けた件数は、昨年度に194件に上り、前年度より40件増えた(約26%増)ことが、県のまとめで分かった。通報・届出件数も前年度より63件増え、319件だった。介護によるストレスなどが背景にあるとみられる。
各市町村や地域包括支援センターに寄せられた通報や届け出のうち、市町村が事実関係を確認し、虐待と認定した件数をまとめた。
虐待の内訳は、殴るなどの身体的虐待が147件(前年比36件増)で最も多く、▽悪口や無視、どなりつけるなどの心理的虐待90件(同42件増)▽金を使わせない、年金を取り上げるなどの経済的虐待68件(同15件増)▽介護放棄61件(同14件増)▽性的虐待2件(初)——と続いた。被害を受けた高齢者の約8割が女性で、同居者からの虐待が9割以上を占めた。
各市町村による虐待確認後の対応は、介護指導や行政サービスの案内など「養護者の支援」が183件、「措置入所などによる保護」が70件、「面会の制限」が12件だった。
高齢者虐待に関する調査は、06年4月施行の高齢者虐待防止法で実施・公表が定められ、昨年度から実施されている。県高齢福祉課では「法の浸透に伴い、これまで分からなかった虐待が顕在化したとみられる。家族内などの虐待は外部から分かりにくく、まだ潜在しているだろう。地域ぐるみで早期発見、防止のネットワーク作りを進めていきたい」としている。【出典:毎日新聞】
虐待の構造としては、子ども、お年寄りも変わらない。より弱いものへ社会のひずみが集まってしまう
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