8 月 10 2008
パーキングパーミット制度:車いすマークの駐車スペース許可制、来年度導入へ /福島
◇県が来年度に導入へ−−学識者検討会提言で
車いすマークの駐車スペースを許可制にする「パーキングパーミット制度」について、県は6日、学識者らの検討会から「早急に導入すべきだ」との提言を受け、来年度に導入する意向を示した。
同制度は、車いすマークの駐車スペースを利用できる人を明確にし、本人に利用証を交付するもの。同スペースは本来、障害者のために設置されたものだが、健常者による不正利用が後を絶たないため、各県で導入が進んでおり、東北では山形県が07年6月に導入した。
県は4月、有識者や障害者団体などで同検討会(座長、鈴木典夫・福島大准教授)を設置し、導入の際の課題などを論議してきた。
検討会はこの日、▽09年度の早期に制度導入▽高齢者や妊産婦ら利用対象者の拡大▽多くの場所で利用証を申請できるようにする——などを盛り込んだ提言書を手渡した。鈴木准教授は「県内でも健常者による不適切な利用が相次いでいる。公共施設はもちろん、企業にもPRして周知徹底を図ってほしい」と求め、県保健福祉部の赤城恵一部長は「市町村や企業とも協力し、早急に実施したい。ユニバーサルデザインの典型的実例となるよう取り組みたい」と述べた。
全国脊髄(せきずい)損傷者連合会県支部の五十嵐節事務局長(67)は「不正利用のために車を止められずに引き返したことが何度もある。制度導入には賛成」と評価する一方、「許可対象を広げると逆に利用者が増えて使いづらくなる可能性もある。利用者一人一人の配慮が大切になると思う」と話した。【出典:毎日新聞】
ひとのモラルに頼ることの多い福祉。ここまでしないといけない現実。少し哀しく思う
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