7 月 24 2008
性的虐待の方がけがの重傷度顕著 奈良県の児童虐待調査で判明
児童虐待では、性的虐待によるけがの程度が身体的虐待よりも深刻なことが、県の児童虐待等調査対策委員会(委員長=加藤曜子・流通科学大教授)の調査で分かった。行政が昨年度把握した虐待について、傷などの程度を、死亡する恐れのある「最重度」と重傷にあたる「重度」を合わせた割合で比較すると、性的虐待は身体的虐待の約3・7倍に達していた。県は「虐待の種類ごとにきめ細かな対策が必要」としている。
県では、県と市町村が昨年度把握した計1228件の児童虐待について、4〜5月に新たに策定したより詳細な項目に基づく調査を実施。6月に調査結果を公表したが、同委員会では虐待の種類別など、さらに詳しい分析を加えた。その結果、身体的虐待(383件)と性的虐待(25件)について、傷などの程度を「最重度」「重度」の合計値で比較すると、身体的虐待の18・5%(71件)に対し、性的虐待は68%(17件)にのぼった。
性的虐待の年齢別では、「最重度」と「重度」を合わせた割合は、0〜2歳が12・7%▽3〜5歳が6・4%▽6〜8歳が7・4%▽9〜11歳が5・4%−と年齢が上がるにつれて低下傾向にある半面、12歳を超えると、12〜14歳で9・3%▽15歳以上が20・6%−と逆に上昇していた。
県こども家庭課は「児童が思春期を迎えるにつれて、性的虐待により傷の程度も深刻化してくる傾向がうかがえ、より細やかな配慮が必要」としている。【出典:産経新聞】
実どもにはもちろんだが、家族に対しても、十分な支援やケアはできているのだろうか。現実に追いついていない
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