7 月 13 2008
点字試験:県職員採用で11月にも導入 視覚障害者らの要望を受け /高知
◇29歳の上限年齢を34歳に引き上げ
県内の視覚障害者らが県に要望していた職員採用の点字試験が11月にも実施される見込みとなった。県人事委員会が試験導入のための経費を補正予算案に計上し、7月県議会に提案しており、議決されれば、知事部局で募集する身体障害者向けの採用試験に点字試験が組み込まれる。
点字試験は「重度の視覚障害者の仕事を見いだせない」として、これまで実施されてこなかった。視覚障害者らでつくる「県視覚障害者の就労を促進する会」(吉岡邦広会長)は2月県議会で、点字試験導入と受験年齢の引き上げを請願し、採択された。
これを受け、県人事課は、既に点字試験を実施している7都府県に直接出向いて調査。加えて、県知事部局で想定できる仕事として、会議録の作成や各種データの収集などの仕事をピックアップ。「通常の事務に従事できる」(同課)と考え、点字試験の実施と、29歳だった上限年齢を34歳に引き上げるよう人事委員会に要請していた。
人事委員会が補正予算案に計上したのは、試験を点字に変える費用など135万5000円。身体障害者向けの試験は、昨年は9月に実施したが、点字化に向けた作業に時間がかかるため今年は2カ月程度遅くなる見通し。
「県視覚障害者の就労を促進する会」の吉岡会長は「これまで門前払いだったので試験実施は画期的なことで、運動が実った。一般就労したい障害者の励みになる」と喜んでいる。【出典:毎日新聞】
遅い歩みだけど、確実に育っていってほしい
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