7 月 04 2008
介護給付費、06年度は伸び率最低 給付抑制策が影響
介護保険の利用者負担を除く06年度の保険給付費は、前年度よりも1.4%増の5兆8743億円だったことが、厚生労働省が2日に発表した介護保険事業状況報告で分かった。00年度の制度発足以来最も低い伸び率だった。軽度の要介護者への生活(家事)援助を制限するなど給付抑制策が影響したとみられる。
1カ月単位の給付費でみると、生活援助などの居宅系サービスが8%減の2289億円、特別養護老人ホームなどの施設系サービスが10%減の2063億円だった。06年度から始まった夜間の訪問介護など地域密着型サービスは317億円だった。保険給付費は、介護保険2年目の01年度には前年度比27%増で、その後も10%前後の高い伸び率だったが、05年10月から施設の食費や光熱費を自己負担としたことで、05年度は4%増となった。06年度は、生活援助を受ける条件を「独居者か、家族が家事をするのが困難な場合」に限定したことなどで、65歳以上の加入者1人あたりの給付費は2.2%減の21万9千円と初のマイナスになり、全体の伸び率の鈍化につながった。
ただし、制度改正がなかった07年度は、高齢者人口の増加で伸び率が再び高まる可能性が高い。全国平均月額4090円の保険料も、09年度の保険料改定で再引き上げが確実視されている。 【出典:朝日新聞】
自戒改訂において、保険料が引き上げとなれば、お年寄りの生活は、ますます苦しくなる
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