6 月 01 2008
生活支援ホーム:元社員寮活用、低家賃の住居を NPOが来月、仙台に2カ所 /宮城
◇障害者、低所得者に
障害者や低所得者に1万円台(共益費など除く)の低家賃で住まいを提供する生活支援ホーム「ファミリアホーム」が6月、仙台市宮城野区新田と太白区向山の2カ所に開設される。障害者自立支援のNPO法人「みやぎこうでねいと」(青葉区)が、元社員寮の建物を所有者の協力で安く借り上げた。同法人の斎藤宏直理事長(55)は「障害者も健常者も、支援を必要としている人が頑張る拠点にしてほしい」と話している。
みやぎこうでねいとは97年、障害者の自立支援を目指し設立された。05年、入居支援事業に特化した「入居サポートセンター」を設置。入所施設以外での生活を希望する障害者に対し、賃貸住宅を紹介したり、家賃3万円台のグループハウスやケアハウス4カ所を独自に設置、運営してきた。
こうした活動が評価され、今年度から独立行政法人「福祉医療機構」の助成事業に選ばれた。6月からセンターの事業を拡大すると共に、2カ所のホームも新設する。
県内の障害者手帳所持者は3月末現在で10万1484人。このうち、施設入所者は2100人にとどまり、同居する両親の高齢化などもあり、障害者の入居先確保が課題となっている。
◇自立「頑張る拠点に」
ホームは、これまで月額約6万〜8万円の障害年金だけで切り詰めて暮らす障害者から相談を受けてきた法人が、「年金だけでも暮らせる家を」と、元社員寮の建物を活用して最低2万1000円から貸し出す。障害者以外にも、生活保護受給者やフリーター、ホームレスなど一般人も対象にする。「自立したい」との意思があることが条件だという。
入居にかかる費用は、所有者に支払う家賃1万3000〜1万5000円、施設運営のための共益費4000〜5000円、施設利用費と水道費4000円。希望すれば、食事代3万円で朝夕食を付けられる。
法人の支援活動を知った所有者から「活動に役立ててほしい」と申し出があり、低家賃が実現した。障害者自立支援法に基づくグループホーム・ケアホームの形態を取るため、給付金を受給できることも安さの要因だという。
◇募集も来月から
居室は4畳半〜6畳の個室で、台所、浴室、トイレは共用。定員は、新田は知的、精神障害者が男性3人・女性3人、身体障害者や生活保護受給者など一般が男性3人・女性3人の計12人。向山は、知的、精神障害者が男性5人・女性4人。一般が男性9人・女性4人の計22人。【出典:毎日新聞】
いい取り組みだと思う。もっと、もっと全国にと願いたい
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