3 月 26 2008
阪神甲子園球場:西宮の障害者自立支援組織、使いやすさ向上し評価 /兵庫
◇車椅子席や多目的トイレをチェック−−リニューアルで高校野球観戦
◇さらに快適な環境へ意見まとめ要望も
第80回記念選抜高校野球大会が開幕した22日、リニューアルした阪神甲子園球場を自分たちの目で確認しようと、西宮市内で身体障害のある人の自立支援をしている「メインストリーム協会」の佐藤聡事務局長(40)ら車椅子使用者10人が球場を訪れ、開会式や試合を観戦した。新しくなった車椅子席や多目的トイレなどの使い心地を試した。
リニューアルに伴い、これまで三塁側内野席の端に1カ所しかなかった車椅子使用者のための席が、一塁から三塁にかけての6カ所に増えた。席数は12と変わらないが、今後改修されるアルプス席と外野席を合わせると、さらに多くの車椅子席ができる予定だ。車いすで使用できる多目的トイレも、内野席に5カ所設置された。
改修前、車椅子席がビジター球団のベンチがある三塁側にしかなかった点に関し、虎ファンの障害者らから「疎外感を感じる」「タイガースファンが集まる1塁側でも応援したい」との声が多かった。
この日、改装後初めて目にした車椅子席に佐藤さんは「球場全体が見渡せる。他の観客と一体感を味わえる」と評価した。ただ、当日券しかない車椅子席を必ず確保しようと午前6時半から並んだといい「後から来て、入場券を買えない車いす使用者もいたようだ。もう少し座席数を増やしてほしい」と期待した。
また、参加者からは▽車椅子席の後ろに鉄さくがあって席に入りにくい▽前の人が立ち上がると前が見えにくい▽多目的トイレ入り口のレールが1センチほどの段差になっていて通りにくい——などの意見が出た。佐藤さんらは何度か球場を訪れて意見をまとめ、同球場に要望を伝えることにしている。
同球場リニューアル担当者は「改築なので物理的制限はあるが、スタッフの対応などを通じ快適な球場作りに取り組みたい」と話していた。【出典:毎日新聞】
甲子園には、まだ行ったことがない。ぜひ、あの雰囲気を味わってみたいものだ
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