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3 月 24 2008

4月から窓口一本化 障害者の相談受け付け(和歌山)

Published by webmaster at 20:39:56 under NEWS Selection

「働く場所を見つけたい」「グループホームで暮らしたい」など、田辺市は障害者からのさまざまな相談に対応する「障害児・者相談支援センター」を4月、同市湊の市民総合センター2階に開設する。身体と知的、精神、発達の異なる障害種別の相談窓口を1カ所に集める。障害者自立支援法施行(2006年4月)で福祉サービスの中身が複雑化していることもあり、きめ細かく相談に乗ったり、必要な情報を提供したりする。

 田辺市は、身体障害は市社会福祉協議会、知的障害は社会福祉法人ふたば福祉会、精神障害は同やおき福祉会、ADHD(注意欠陥多動性障害)などの発達障害は県福祉事業団に、それぞれ相談支援事業を委託している。市やすらぎ対策課によると、4カ所のうち年間相談件数が1000件を超える窓口もあるという。
 市社福協は市民総合センター内にあり、ふたば福祉会は「田辺・西牟婁障害児者支援センターり〜ふ」(同市湊)、やおき福祉会は「紀南障害者地域生活支援センター」(同市神子浜)で相談を受けている。発達障害の場合は、県福祉事業団の担当者1人が市やすらぎ対策課に派遣されている。
 4月からは市民総合センター2階の1室に、それぞれの障害の担当者1人ずつ計4人が常時待機し、相談を受け付けるほか、必要に応じて家庭訪問や学校訪問をする。作業所などへの見学の際の付き添いもする。
 障害者の中には重複障害がある人もいて、知的なら「ふたば」、精神なら「やおき」というような障害種別の垣根を取り払って各法人が連携し、相談者に最も必要なサービスを紹介することが狙い。市やすらぎ対策課は「新体制で、より障害者の支援の充実に取り組みたい」と話している。
相談多い月で70、80件
 1999年から相談支援事業を始めた「田辺・西牟婁障害児者支援センターり〜ふ」は現在、3人体制で障害者からの各種の相談に応じている。その中身は「養護学校を卒業するにあたっての進路は」「働いていたが、うまくいかなくて辞めて家にいる。どこか働けるところはないか」「施設を出て、グループホーム(または1人)で暮らしたい」などだ。
 相談者は障害者本人かその家族がほとんどで、多くて月に70、80件ほどの相談が寄せられる。本人の障害の状況や家庭環境などを把握し、希望を踏まえて最も適した作業所などを探す。作業所見学にも付き添って「1人は不安」という悩みにも対応し、施設にスムーズになじめるようにしている。
 同センターのアドバイザーは「一つの法人で相談を抱え込んでしまったこともあったが、4月からは、皆でその障害者にとって何が本当に必要なのかを十分に話し合い、考える体制になる。相談を受ける担当者にとっても、ゆとりにつながる」と話している。【出典:紀伊民報】

将来的には、もっと幅広い支援領域との統合を目指す方向になってほしい

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