3 月 06 2008
生活保護世帯が増加 高齢者増など背景
那覇市内で生活保護を受けている世帯の数が2003年度以降、増加傾向にある。06年度の各月平均の保護世帯数は5571世帯で、保護人員は8484人。前年度平均より495世帯、767人増えている。市は人口流入や高齢世帯の増加などが背景にあると分析。「保護世帯への就労支援の強化などで対応していきたい」としている。
市のまとめによると、ことし1月末時点での市内の生活保護世帯は5940世帯、8858人。07年度平均は06年度平均を上回るペースで推移している。保護世帯のうち65歳以上の高齢者は2830世帯で、全保護世帯の47・6%を占める。母子世帯は391世帯(6・6%)、障害者は1082世帯(18・2%)、傷病者は992世帯(16・7%)。
07年度1月末までに新たに生活保護受給が開始されたのは599世帯で、開始理由は「傷病によるもの」が最も多く、326件。このほか「定年・失業」8世帯、「老齢によるもの」13世帯、「転入」29世帯などとなっている。
市は、保護世帯が増加している理由として(1)平均所得が県内の市部と比較して低い(2)受給開始の基準となる収入額が高く、ある程度の収入があっても保護の対象となる(3)医療機関が多く他市町村から流入する人が多い(4)高齢世帯や無年金者が増えている—ことなどを挙げている。
市保護課は「生活保護を求めている人に対しては、法に沿って適正な保護を行っていく」と説明。今後は就労支援の強化や通院指導を行い保護世帯の生活状況を改善できるようサポートし、訪問などを実施して状況把握に努める。一方で「不正な生活保護があった場合は厳正に対処していきたい」としている。【出典:琉球新報】
就労支援にも限界がある。NPOなどとも連携をはかりながら、専門家による継続的な支援をしていく必要がある
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