3 月 03 2008
地下鉄シート生地でクッション製作 仙台の3授産施設
仙台市地下鉄の座席シートの生地が、クッションに生まれ変わる。車両の更新に伴って廃棄される生地の利用法として、市交通局が発案。製作を請け負った市内3つの障害者授産施設の通所者たちが一針一針、丁寧に仕上げており、3月初旬にも発売の予定だ。交通局は「通勤通学などで慣れ親しんだ生地の心地よさを、家庭でも味わってほしい」とPRする。
クッションを作っているのは、市内のこぶし(太白区)、しあわせ会(同)、仙台自立の家(青葉区)の3施設。
施設で縫製作業に当たる約40人の障害者たちが、シート生地のかたどりや裁断、縫い込みなどの作業を分担して取り組んでいる。
クッションに使われているのは、市地下鉄の座席シートと同じオレンジ色の生地で、補修用などとして保管してあった未使用のシート生地だ。
地下鉄は1987年の開業から20年以上過ぎ、随時更新される新車両の座席シートはピンク色を採用。オレンジ色の生地が不要となったため「もったいない」と、クッションに利用することを思いついた。
クッションは、低反発のウレタンをシート生地で覆って仕上げる。直径38センチの円形で、厚さは4センチ。3施設で合わせて150個を作る予定。
こぶしの通所者、千葉一枝さん(50)=青葉区=は「いつも地下鉄を利用しているので、生地に親近感がある。使ってもらう人のことを考えて丁寧に縫っている」と作業に打ち込む。
交通局は「通勤や通学などで、地下鉄を利用している市民に買ってほしい」と話している。市地下鉄仙台駅などの乗車券発売所で販売する予定。値段は一個2000円。【出典:河北新報】
鉄道ブームだから、なんとか売り上げを伸ばしてほしい
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