3 月 02 2008
県:音声コード付きチラシ発行へ 視覚障害者らに朗報−−新年度から /広島
◇民間企業への普及なども図る
県は新年度から、読み取り装置でなぞると、盛り込まれた情報が読み上げられる音声コードを県主催のイベントチラシに付ける。点字を読めない視覚障害者らの助けとなることが期待できるという。高価なために県内では使用者が多くない音声コード読み取り装置だが、県はチラシにコードを付けることで普及につなげたい考えだ。
県文書法制室によると、県が年間に発行するイベント関連チラシは約30種・約160万部あり、原則としてすべてに約2センチ四方のコードを付ける方針。コードはパソコンソフトなどで手軽に作成でき、イベント内容や日時、問い合わせなど800字までの情報を入力できる。
身体障害者手帳を持つ県内の視覚障害者は1万1057人(07年4月1日)。だが、日本盲人会連合(東京都)は点字の読める視覚障害者は全体の1割程度と推定しており、多くの視覚障害者は十分な情報を得られない状態にいるとみられる。
このため、県は07、08年度に国交付金をもとに障害者自立支援の基金を設置。市町が視覚障害者向けのコード読み取り装置などを購入する際に100万円を上限に補助している。また、03年度から視覚障害者が装置を買う際に、費用の9割を公費でまかなっている。しかし、装置は1台約10万円と高価で、県制度を活用しても約1万円の個人負担が必要となるなど、普及していないのが現状だ。
県内では、広島市や福山市、尾道市で冊子やパンフレットなど一部でコードを付ける取り組みが行われており、同室の担当者は「コード付きのチラシを発行することで民間企業への普及などが図れれば」と話している。【出典:毎日新聞】
携帯電話でも読みとれることになれば、もっと便利かなと思う
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