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2 月 28 2008

日野・知的障害者施設閉園へ 「緊急入所」に不安の声

Published by webmaster at 21:13:47 under NEWS Selection

知的障害者の生活・就労訓練を行う入所施設「滋賀県立しゃくなげ園」(日野町小御門)が、本年度限りで42年の歴史に幕を閉じる。閉園に伴う県予算上の削減額は約1億4000万円。新年度、東近江市に誕生する通所型施設が役割を引き継ぐが、緊急入所の受け皿になっていた県立施設の廃止を心配する声もある。

 2月中旬。同園の作業棟では入所者7人がボルトにナットをはめる作業に黙々と取り組んでいた。「ここは悩み事をすぐに相談できるけど、新しいグループホームでは1人で何でもしないといけないので少し不安」。入所2年目の女性(16)はつぶやいた。
 同園では、軽度の知的ハンディを持つ人たちが生活支援員とともに24時間暮らし、3年ほどで地域に帰る。ピーク時の1987年には90人近くが工作や農芸に取り組んだが、現在、同園で暮らすのは10人だけだ。
 開設当時から勤める職員の市田恵三さん(62)は「同様の民間施設も増え、地域就労を進める障害者自立支援法もできた。閉園は時代の流れでしょうね」と話す。今回の予算削減とは別に、すでに4年前には閉園の方針は決まっていた。
 同園の受け皿になる東近江市の施設は、障害者が民家を改築したグループホームやケアホームで共同生活し、近くの事業所に通って菓子作りなどに取り組む。運営する県社会福祉事業団は「しゃくなげ園のノウハウを引き継ぎ、職員だけでなく地域のボランティアらの協力も得ながら自立した生活を支援したい」としている。
 しかし、県立の入所施設がなくなることに不安の声もある。世話をする親族がいなくなったり、他の施設でトラブルを起こした人も受け入れてきたのが同園だった。県は「県内8カ所の民間入所施設で対応する」とするが、定員の問題などがあり受け入れがスムーズにいくかは未知数。支援員に悩みを相談することが多い卒園生のケアも課題だ。保護者らでつくるOB、OG会の比嘉勝和会長(60)=甲賀市水口町=は「子どもたちにとっては心のよりどころとなる母校がなくなるのと同じで失望は大きい。仲間が集まれるよう会の活動は続けていきたい」と話す。【出典:京都新聞】

財政難とはいえ、ここだけは公的な機関が責任を負うというものはなんだろう。何でも民営化がいいのだろうか

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