2 月 21 2008
生活保護の老齢加算廃止で衣類買えず 食も切り詰め
4割は1年間に衣類や履物を全く買えず、1日2食以下も2割以上−。生活保護の老齢加算全廃の影響を調べた全日本民主医療機関連合会(全日本民医連)の調査に携わった県内のソーシャルワーカーが14日、県庁で会見し、切り詰めた生活実態を明らかにした。
調査は昨年6−8月に実施。生活保護を受けている70歳以上の独身、夫婦世帯を対象に、県内22世帯を含む388世帯から聞き取った。
全国では約107万世帯が生活保護を受け、老齢加算の対象となる70歳以上は41万人余。だが、居住地で異なる支給額は、2003年度の月1万5000円余−約1万8000から段階的に減り、06年度からはどこもゼロになった。
調査によると、地域行事に全く参加していない世帯は約7割。冠婚葬祭の知らせがきても単身者の半数以上、夫婦世帯の4割以上が全く参加しないと回答。県内では「町内会を脱会し、付き合いを断った」「親せきの葬儀に参列できない」などの声があった。
新聞購読を含めた1カ月当たりの教養・娯楽費も「ゼロ」が約6割。1カ月当たりの交際費も千円以下が6割以上を占めた。1カ月の外出頻度は10回以下が半数ほどだったが、多くがデイサービスや病院、スーパーなど。独身の4分の3、夫婦の半数近くが介護保険の対象者だった。
老齢加算の廃止で不足したもの(複数回答)として、52・3%が食費を挙げ、被服履物費も3割、光熱・水道費は2割近くに上る。県内では食費が31・8%、被服履物費と光熱・水道費が22・7%だった。【出典:信濃毎日新聞】
「セイフティーネット」ということが一人歩きして、もはやこの国では、無いに等しいのもしれない。経済効率の優先が、どれだけのものというのか
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