12 月 25 2007
「いつもと同じ」
最近、お年寄りがかかわる交通事故が多く報じられている。
被害者にも、加害者にもなる。
どちらになっても、哀しい現実が待っている。
先日も、私の知っている方が交通事故に遭ってしまった。
小さな頃から行きつけの床屋さん。
80過ぎのご高齢で、お店へ行くたびに元気な姿を見せてくれていた。
いつ動くのか解らない、附随運動のある私の顔そり。
他のお客さんと同じように、丁寧にしてくれていた。
朝、いつものようにお店へ向かおうと、元気に自宅を出たという。
「ちゃんと横断歩道を通ってな」と息子さんが声をかけたそうだが、それが最後の言葉になってしまった。
見通しの良い自宅前の大きな道路を横断しようとして、事故に遭ってしまった。
100メートルも下れば、信号付きの横断歩道がある。
きっと、いつもと同じ朝だったと思う。
だから、いつものように車が来る前に道路を渡れると思ったのだろうか。
いまとなっては、確かめようがない。
ただ。。。
加害者にとっても、被害者にとっても、失われたかけがえのないいのちは、もう取り戻すことは出来ない。
今日から師走。
今年も、あと一ヶ月で終わる。
押し迫った気持ちが、人を焦らせる。
浮かれ気分にもなる。
だからこそ、加害者にも、そして、被害者にもならないためにも、交通事故には気をつけたい。
いのちを大切にしたい。
そして。。。
過ぎてしまった時間を取り戻せないように、ひとが生きていく上で、「いつもと同じ」ということはあり得ない。
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