12 月 06 2007
介護度低い高齢者支援 事業利用を呼び掛け
介護保険事業でカバーできない介護度の低い高齢者の家事援助や病院への付き添いなどのニーズに応えるため、NPO法人こども家庭リソースセンター沖縄(沖縄市、與座初美代表)が沖縄市近郊で介護の生活支援サービス事業を実施している。事業開始から4カ月の10月末時点で、利用会員は29人、支援に当たる協力会員は31人。同センターでは「潜在的なニーズはもっとあるはずだ」として、事業の利用を呼び掛けている。
同センターがまとめた実績報告によると、事業を本格的に始めた7月15日から10月末までに67回の利用があり、家事援助(22件)、通院援助(14件)、話し相手(8件)の順でニーズが高かった。
「介護保険外だからと介護支援センターから紹介されたり、家族が依頼する場合もある」と担当者の山城ひとみさん。「沖縄市外からも問い合わせがあり、潜在的なニーズはもっとあるはず。事業がまだ知られていない部分もある。まずは相談してほしい」と話した。
協力会員の島袋潔美さん(47)=うるま市=は母子家庭だったころ、親類のサポートで仕事と育児を両立できたことから「恩返しのつもりで会員登録した」という。「実際の支援だけでなく、心のつながりが求められているようでやめられない」と話した。島袋さんの支援を受ける仲地暁子さん(84)=沖縄市=は「娘の仕事中に通院などでお世話になっている。随分助けられていますよ」と笑顔を見せた。
同事業は子どもの送迎など育児支援を行うファミリーサポート事業を展開する中で、介護の手を求めるニーズもみられたことから、県労働者福祉基金協会が2007年度パイロット事業として100万円の予算で同センターに委託した。
支援内容は専門性を必要とせず、介護保険の対象にならない援助活動。講習を受けた協力会員と、援助を必要とする利用会員をセンターで組み合わせ、必要に応じて、有償(1時間700円から)サービスを提供する。【出典:琉球新報】
全国では、どのぐらいのニーズがあるのだろう。注目したい
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