12 月 05 2007
療養病床、半減の3000床台目標 京都府、激変緩和へ独自基準採用
慢性期の高齢者が長期入院している療養病床の再編について京都府は28日、府内の約6400床を2012年度までに約半数の「3000床台」に削減する、との内容を含む府地域ケア確保推進指針中間案を明らかにした。国の基準に従うと全国一の削減率になるため、府は急なベッド削減で「医療難民」を生まないよう、削減幅が緩やかな独自の基準を採用した。
国は高齢化で増大する医療費の抑制を目的に、医療の必要度の低い高齢者を在宅に移そうと、4年後に介護保険型の療養病床を全廃し、医療保険型の療養病床も削減する方針を示している。
府内では昨年10月現在の介護型約3800床、医療型約2800床が、国の算出法を当てはめれば、5年後に6−7割減の最少1982床となる。
ところが、京都府は全国で唯一、全廃される介護型が医療型より多いことから、療養病床が減りすぎ、影響が大きく、高いニーズに合わなくなるという。
このため、府は全療養病床を対象にアンケートを実施して独自に試算し、「3660床が最適」との方針を示した。ただ府内の全療養病床のうち約8割が今後、どうするか未定のため、中間案は当面の目標値を「3000床台」とした。
また療養病床の再編に向け、在宅受け入れ態勢支援策や介護従事者の確保、日常生活での見守り態勢の確立などの取り組みを掲げた。【出典:京都新聞】
独自基準の京都。全国へ広がるだろうか
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