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10 月 29 2007

全国学力調査、「活用力」に課題 文科省が結果公表

Published by webmaster at 21:06:33 under NEWS Selection

文部科学省は24日、小学6年生と中学3年生合わせて約222万人が4月24日に受けた全国学力調査の結果を公表した。平均正答率は、主に「知識」を問うA問題が70〜80%台だったのに対し、知識を「活用」できるかを主に問うB問題が60〜70%台と10〜20ポイント低かった。また、都道府県別の平均正答率で一部に開きがあったほか、就学援助を受けている子どもの割合や地域の規模と正答率との相関関係もみられ、「教育の格差」が一部に表れた。

 文科省は「知識については相当数の児童・生徒がおおむね理解しているが、活用は課題がある」と分析。今後、教職員の加配(定数を上回る追加配置)などによって、正答率が低かった自治体の教育委員会を支援する方針だ。
 国による、特定学年全員を対象とした調査は中学校が43年ぶり、小学校は初めて。「学力低下」と言われたことが調査の一つのきっかけとなったが、近年の類似データがないため、単純に判断することは難しい。ただ、漢字の読み書きや計算問題など、過去の調査と同様の問題では正答率が上がっているものが多い。
 都道府県別では、各科目で41〜47の都道府県が公立校の全国平均からプラスマイナス5ポイントの範囲内に収まった。しかし、沖縄県が全科目で47位で、北海道や大阪府、高知県も低い科目が多かった。一方、小6の全科目で秋田県が最も高く、中3は国語Aで富山県、その他の3科目で福井県が1位だった。ただし、都道府県別の平均正答率には私立、国立校は含まれていない。
 1960年代の学力調査で格差が問題になった都市部と地方を比較すると、大きな差はなかった。しかし、活用問題は大都市(東京23区と政令指定市)がへき地よりも平均正答率が高く、小6は国数ともに5ポイント、中3数学が3ポイントの開きがあった。
 就学援助を受けている子どもが多い学校は、少ない学校より平均正答率が低かった。ただ、就学援助を受けている子どもが5割を超える学校は小中ともにばらつきが大きかった。
 国公私立で比べると、全科目を通じて国立、私立が公立より平均正答率が約10〜20ポイント高かった。私立は約4割が参加しなかった。
 国際調査で日本の子どもの課題と指摘されている、記述式問題の無解答率は全21問中、11問で10%未満だった。だが、中3数学Bでは無解答率が7問中4問で20%以上の高さだった。
 文科省は調査結果を学習指導要領改訂の参考にするほか、都道府県、市町村の教育委員会と学校に対して、それぞれに関する詳細なデータを提供し、今後の学習指導計画に活用してもらう方針。都道府県と政令指定市に検証改善委員会を設置してもらい、学校支援のプランを作成させる。
 市町村、学校ごとの結果公表はそれぞれに委ねられている。調査を受けた子どもたち一人ひとりが、問題ごとに正答したかどうかなどを記した個票は既に作成、配送しており、学校を通じて手渡される。【出典:朝日新聞】

教育とは「ひと」を育てること。そう考えると、ゆとり教育は必ずしも間違ったものではない。知識だけではダメなのだから・・・。

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