8 月 13 2007
身障者の災害時対応 自力避難「不安が4割 京都市の障害者調査
京都市が5年に1度行う障害者生活状況調査で、地震や火災など災害時における自力避難に不安を抱える身体障害者が4割に上り、「1人で屋外に逃げられる」と回答した障害者も減少していることが、8日分かった。市は、一般の高齢者を含め災害時の避難困難者のリストアップを早期に実施、対策を検討していく。
調査は、身体障害と知的障害、精神障害の各手帳を持つ障害者やその家族らから約6500人を無作為抽出し、約5200人から回答を得た。
今回初めて設定した「災害時にどのようなことに不安を感じるか」(複数回答)との問いに対し、「自分で避難できない」とした身体障害者は40%、知的障害者で25%、精神障害者が17%だった。また、「初期消火ができない」との回答も知的障害者42%、精神障害者32%、身体障害者25%となり、災害時に不安を抱える障害者が多い結果となった。
「災害時に1人で家の外に逃げられる」と回答した身体、知的障害者も5年前の前回調査に比べ減少しており、身体障害者では62%から52%、知的障害者も62%から58%に減った。逆に「避難には介助が必要」とする身体障害者は36%から43%、知的障害者は33%から36%に増加した。
市保健福祉局は「いざという時に不安を抱える障害者が増えている」と分析し、災害時に単独で避難できない障害者を早急にリストアップし、各地域で情報共有を図りながら、安否の確認体制などを整えていく方針だ。
また、障害者と介助者の高齢化も一段と進んでいた。身体障害者に占める70歳以上の割合が47%から58%に上昇。介助者も26%から33%に増えるなど、「老老介助」が急速に進んでいる。市は「核家族化の進行で妻や夫が介助するケースが多く、ますます高齢化が進む」と説明している。【出典:京都新聞】
地域の力が問われる中で、国レベルは、どんな対応を考えているのだろうか
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