7 月 03 2007
<児童虐待相談>05年度は過去最高3万4千件 青少年白書
高市早苗少子化担当相は29日午前の閣議で、07年版青少年白書を報告した。全国の児童相談所に寄せられた児童虐待の相談件数は05年度で3万4472件と、統計を取り始めた90年度以降、過去最高となった。児童相談所の権限と責任を強める改正児童虐待防止法が5月に成立したが、白書は「虐待は依然として早急に取り組むべき社会全体の課題だ」と指摘した。
虐待の内容は、身体的虐待が1万4712件と全体の42.7%を占めた。次いでネグレクト(保護の怠慢や拒否)1万2911件、心理的虐待5797件で、性的虐待も1052件に上った。年齢別では、小学生の1万3024人が最も多く、3歳から就学前8781人▽3歳未満6361人となり、小学生以下が全体の81.7%と低年齢層に集中していた。
また、白書によると、少年が被害者となった犯罪件数は06年で30万9104件と、前年より1万6938件減少する一方で、小学生が被害者となった殺人などの凶悪事件は85件と前年より5件増えた。内閣府は「少年の犯罪被害の深刻度に変わりはない」と分析している。【出典:毎日新聞】
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