4 月 13 2007
主役不在で市町村は混乱 障害福祉計画
障害者自立支援法を中心に障害者を取り巻く問題に障害種別を超えて協議、解決を図る障害者団体「チーム沖縄」(上里一之代表)は11日夜、那覇市の県総合福祉センターで、障害福祉計画について勉強会を開いた。県内14町村で計画が策定できていないことについて、市町村が混乱している現状を指摘する声が出された。また自治体で計画策定の審議会に参加した複数の人から「目標値は障害者が望む数字になっていない」などと報告があり、計画が障害者の意見を反映していないことに批判が相次いだ。
勉強会には身体や聴覚に障害のある人や補助ボランティアら18人が出席。このうち障害福祉計画策定で自治体が設けた協議会や審議会に3人が参加していた。
参加した一人は「協議会では国から県に渡された計算シートを基に協議した。そこで指針の数字が示されたが、数字については『国の方針通りです』との説明で終わった。わずか3回の協議会で数字は具体的に検討されず、基本的には国が出した数値に落ち着いた。計算シートに施設入所者を打ち込めば全部数値は出る仕組みになっている」と語り、機械的な作業で数値が設定されたことを明かした。
別の一人は「策定委員をしたが、国主導の数字であることは否めない。県の意向がどんどん入ってきた。わたしたちが望む数値目標の設定ではなかった」と述べ、障害者の意向より、国や県の意向が優先されて策定された実態を説明した。
障害福祉計画に障害者の意見が反映されない現状に参加者の一人は「福祉関係者と障害者との間のギャップが大きい」といら立ちをあらわに。「自立支援法に対して全国では障害者が声を上げている。沖縄は運動が弱い」とやるせなさに声を震わせる人もいた。「公の場での発言力を持つため、わたしたちから議員を出そう」と政治参加の呼び掛けに、賛同意見が相次いだ。
このほか「障害者の意見が計画に反映されるよう、発言していこう」などの提案が出た。勉強会の後、上里代表は今後も勉強会を重ね、障害福祉計画に対する具体的対応を協議していく考えを示した。【出典:琉球新報】
沖縄だけの問題なのだろうか。当事者のいないところで、何もかもが決まっていく。本当に怖い
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