「毎日が発見ネット」

4 月 05 2007

赤ちゃんポスト 5月受け入れ開始 慈恵病院 熊本市きょう許可

Published by webmaster at 21:54:57 under NEWS Selection

熊本市の慈恵病院が計画している「赤ちゃんポスト」(こうのとりのゆりかご)について、同市の幸山政史市長は5日午後記者会見を開き、同病院が申請していた医療法に基づく施設変更を許可すると発表する。許可を受け、同病院は1カ月程度で施設の改造など準備を整える方針で、来月上旬にも国内初の「赤ちゃんポスト」の運用が開始する予定になった。

 同病院の「ゆりかご」は、1階に新設する「新生児相談室」の壁に窓を設け、保育器を設置。新生児を置くとブザーと監視カメラが作動。24時間態勢で職員が駆け付けて新生児を保護する。
 病院が保護した新生児は体調などを考慮しながら原則的に県の児童相談所に引き渡され一時的に保護、その後は県内の乳児院などで養育する。
 同病院は昨年12月、市に施設変更申請を提出。市は医療法に判断する規定がないことや、「市にとどまらない問題」として厚労省と協議を開始。並行して関連する法令の検討を進めてきた。
 厚労省が「設置に違法性はない」としたことから、市は「子どもの命を救う緊急避難措置になりうる」と前向きな姿勢を示してきたが、一方で安倍晋三首相が抵抗感を示すなど、育児放棄を助長するとの批判も出た。
 このため熊本市は病院、県との連携を強化。(1)市は独自に妊婦などの相談に応じる24時間体制の相談窓口を新設するため相談員を増員する(2)病院は新生児相談室を設置して相談体制を充実させる−など、安易な利用を防ぐ態勢を整備し許可に踏み切ることにした。
 厚労省は設置に違法性はないものの、市が求めた文書回答は拒否。国が全国的にお墨付きを与えたものではないとの立場をとっている。

 ●ワードBOX=赤ちゃんポスト
 親が養育できない新生児を匿名で預けられる施設。慈恵病院は「こうのとりのゆりかご」と名付けている。ドイツなどで導入され、オーストリアでは合法化されている。日本では設置の手続きは現行法令上、病院の構造を変更する医療法上の申請しかない。実際に新生児が預けられた場合は刑法の保護責任者遺棄罪に当たるかどうかを個々の事例ごとに県警が判断することになる。【出典:西日本新聞】

この国の子どもに対する施策が十分でなかったからこそ産まれてきたもの。政治や国は、体のいい倫理観をかざして批判できる立場ではない。政治や国は、もっと真剣に子どもへの施策を充実させてほしいと思う

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