11 月 23 1998
Handicap
「えっ?」
「気持ち、前から分かっていたよ」
「ほら・・・。最後まで言わないと分からないよ」
「うん、そうだね。よく分かるよ」
「ちょっと待って? でもね?」
「そんなことを言われたら、もうこれ以上、何も言われなくなってしまう。そんなのフェアーじゃないし、第一卑怯だよ」
昔、こんなことを言われたことがあった。
「そんなのフェアーじゃない」
「第一、卑怯だよ」
いま考えても、その通りだと思う。
こころが痛い。
時間が経ち
いまごろになって、ようやく分かってきた。
でも、いつも伝える方法に迷ってしまう。
フェアーになるには。。。
卑怯でなくなるには。。。
言わないといけないのに、どうやって。。。
どこまでも幸せそうな笑顔で、二人仲良く並んで写っている写真の絵葉書を見ながら、そう想った。
その葉書の最後には、こんな言葉が添えられていた。
「お元気で、お幸せに。。。」
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