7 月 12 1998
いつか…、もう一つの就職活動
暑い7月。
今年も、学生たちの就職活動が終盤戦を迎えようとしている。
明と暗、はっきりと現れてしまう時期である。
余裕と焦り。
激しく錯綜し、葛藤する。
ハンディキャップを持っているものにとって、就職活動は、単なる仕事探しに終わらない。
自分自身の夢と自分自身のハンディキャップと
そして、自分自身と、こころから見つめ、厳しく問い直さなければならない時期となる。
いい加減にごまかしてしまうことは、もう許されない。
いつものようには、逃げられない。
厳しすぎる現実を前にした時、消去法のように一つひとつ消されていく。
夢。。。
自分自身。。。
そして、こころまで。。。
責任転嫁をし、投げなりになり、自暴自棄に陥ってしまう。
何しろ、そうなったところで、周りのみんなが許してもらえるほどの『ハンディキャップ』という、かっこうの免罪符をもっているのだから。。。
そう。。。
免罪符になってしまうのだから。。。
あとは、その免罪符を片手に流れに乗る。
楽だ。
後は、流れに乗ってしまえば、それで済んでいく。
本当に楽な話だ。
でも。。。
何かが違う。
自分自身の想いを伝え続けなければ、自分自身の想いを叫び続けなければ、永遠に相手には分かってもらえない。
相手に分かってもらい、相手を分かろうとする。
相互理解は、ここから始まる。
嬉しいことがあった。
怒りたいことがあった。
哀しいことがあった。
楽しいことがあった。
それは、本当の自分自身を知るためのもの。
本当の自分自身の想いを、さらに確かに、さらに強くしていくためのもの。
自分自身のいのち。
自分自身の存在。
そして、ありのままの自分自身。
それらすべてをかけて、全身全霊で自分自身の想いを伝え続ける。
自分自身の想いを叫び続ける。
人は、それを「魂の叫び」という。
だからこそ、人は、相手のことが分かってくる。
「共感の作用」というのかもしれない。
その時にこそ、本当の意味での免罪符となるであろう。
ハンディキャップという免罪符。
それは。。。
何かしらから逃げるためのものではなく、ましてや、自分自身のこころを縛り付けるものでもない。
自分自身を相手そのものをありのままの人を素直に受け止めて、 こころから理解しようとするためのものと私は、そう思う。
時には、逃げてもいいと思う。
でも。。。
逃げ続けること、見ないふりを続けること
それは、やめたい。
人を信じて。。。
もう一つの就職活動。。。
あなたは、本当の自分自身と向き合うことが出来ましたか?
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